ATMから現金引き出して盗む…窃盗などの疑いで無職の男逮捕 還付金があると女性へ電話→ATMで約100万円を振り込ませる 帰宅後に女性が明細を見ると他人名義の口座へ振り込みが発覚、警察へ相談
2025/07/19/11:50
還付金詐欺に出し子として関わったとして、県警組織犯罪対策(組対)3課と羽生署は17日、電子計算機使用詐欺、組織犯罪処罰法(隠匿)、窃盗の疑いで、住所不定、無職の男(41)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、5月30日午後4時ごろから数回にわたり、羽生市の自営業女性(72)方に市役所職員を名乗り、「65歳以上の医療費の見直し払いで還付できるお金が2万3368円あります」「申請は今日までなので今ならまだ間に合います」などと電話をかけ、同日午後5時半ごろ、誤信した女性にATMを操作させ、2回にわたって男らが管理する口座に99万130円を振り込ませ、同日千葉県市川市のスーパーマーケットなどのATMで3回にわたって現金合計99万5円を引き出して窃取した疑い。
同課によると、女性が帰宅し明細を見ると、他人名義の口座に振り込んでいたことが分かり、翌31日に羽生署に来署して被害を相談。被害金が市川市のATMから引き出されていることが判明し、防犯カメラの捜査などから男の犯行を特定した。調べに対し、「生活費が欲しかった。4、5回やった」と供述しており、県警で余罪を調べている。










