戸田の衛生センター火災…蕨市と戸田市のごみ収集、17日から再開 さいたま市や川越市などにごみ処理を依頼 収集能力を超えぬよう、日を分けたごみ出しを呼びかけ
2025/07/16/12:29
蕨戸田衛生センター組合は15日、火災の影響で蕨市、戸田市で一時停止していたごみ収集を17日から再開すると発表した。収集を再開するのは、事業系を含む家庭ごみなど全品目のごみや資源物。収集再開に当たり、17日以降は収集能力を超えないよう、日を分けてごみを出すことを呼びかけている。
同組合担当者によると、施設は火災の影響で電気系統が損傷していることから、稼働を停止し詳細を調査中。ごみ処理は17日以降、さいたま市、川越市、和光市、東埼玉資源環境組合(越谷市、草加市など)、児玉郡市広域市町村圏組合などに受け入れ協力を依頼する。
戸田市美女木北の同センターでは12日正午ごろ、粗大ごみ処理施設地下1階の破砕物排出コンベヤー付近で火災が発生し、約23時間後の13日午前11時に鎮火が確認された。出火原因は調査中。火災の影響により、蕨市、戸田市では14~16日のごみ収集所での収集と、同センターでの処理受け入れを一時中止している。
同組合管理者の頼高英雄蕨市長、副管理者の菅原文仁戸田市長は同日、連名で「皆さまにご不便、ご迷惑をおかけし心よりおわび申し上げます。ごみ受け入れにご協力くださる県内自治体、調整いただいた県、関係各位に深く感謝申し上げます」などとするコメントを発表した。










