埼玉新聞

 

セブンイレブンできょう15日から販売開始 埼玉・川島の郷土料理「すったて」 千切りにしたキュウリやミョウガなどの夏野菜と、うどんを、ごまとみそをすったつけ汁につけて食べる「すったてうどん」として商品化

  • セブン-イレブンから発売される「すったてうどん」(川島町提供)

    セブン-イレブンから発売される「すったてうどん」(川島町提供)

  • 【地図】川島町(背景薄緑)

    川島町の位置

  • セブン-イレブンから発売される「すったてうどん」(川島町提供)
  • 【地図】川島町(背景薄緑)

 川島町の郷土料理「すったて」が、セブン-イレブンで「すったてうどん」として商品化され、15日から販売される。発売を前に、セブン-イレブン・ジャパンの関係者が9日、同町を表敬訪問し、試食会を開いた。

 すったては、ごまやみそをすり合わせたつけ汁に夏野菜を入れ、うどんなどをつけて食べる郷土料理。同町は古くから稲作が盛んで、忙しい農作業の合間に簡単に作れて栄養がある家庭料理として愛されてきた。近年、埼玉が「うどん県」として注目されていることもあり、地元の味を商品化することになった。

 商品化する「すったてうどん」は、千切りにしたキュウリやミョウガ、大葉、タマネギなどの夏野菜と、県産小麦のうどんを、ごまとみそをすったつけ汁につけて食べる。商品化に当たっては、町や町商工会の協力も得たという。

 試食会には藤間隆町長や商工会の関係者も出席。藤間町長は「ごまをたっぷり使っていて、非常においしい。これで暑い夏を乗り切れる」と太鼓判を押していた。

 すったてうどんは税別480円。15日から県内の一部を除く約1100店舗で発売される。商工会ではミニのぼり旗を作り、店内の商品棚に飾ってもらって「川島町の味」をPRする。

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