道の駅大滝温泉から2キロ付近で落石…秩父の国道140号、8・5キロが通行止め 岩や木など、幅7メートルの道路ふさぐ 解除のめど立たず、観光客の足にも影響か
2025/07/13/11:14
11日午後10時ごろ、秩父市大滝の国道140号で落石があり、道の駅大滝温泉と贄川交差点間の約8・5キロが通行止めとなった。
県によると、落石があったのは道の駅大滝温泉から南南東(秩父方面)へ約2キロの付近。最大縦2・0メートル、横1・2メートル、高さ2・0メートルほどの岩を含む石や木などが幅約7メートルの道路をふさぎ、舗装とガードレールが損傷した。人的・住家被害はないという。
■崩落部の補修作業が必要 解除は未定
秩父市大滝、国道140号の崩落現場は12日午後6時半現在、道路をふさいでいた倒木や岩の撤去作業は終了したものの、通行止め解除のめどは立っていない。
崩落現場の様子を見に来た地元の40代男性によると、住民は、付近の林道を生活道路に代用しているため、市街地への行き来に支障はなく、周囲で大きな混乱は起きていないという。
しかし、三峰や中津川方面への観光客の足には影響が出ている見込み。男性は「既に片側通行ができそうな状態だが、崩落部の補修作業が必要なため、解除はまだ未定と、警察に言われた。早期復旧を願いたい」と話していた。










