埼玉県警によると、10日から11日かけ、県内各地で一戸建て住宅などに窓から侵入され、現金などが盗まれる被害が多発した。

　10日午後9時ごろから翌11日午前5時ごろまでの間に、伊奈町大針の一戸建て住宅で、住人が就寝中に1階の窓ガラスを割られ、住宅内から現金が盗まれる被害が発生した。

　白岡市でも、10日午後11時ごろから翌11日午前7時ごろまでの間に、新白岡3丁目の一戸建て住宅で、住人が就寝中に無締りの窓から侵入され、現金などが盗まれる被害が発生した。

　久喜市では、11日午前2時ごろから午前4時ごろまでの間に、菖蒲町柴山枝郷の一戸建て住宅で、住人が在宅中に無締りの窓から侵入され、バッグなどが盗まれる被害が発生。

　春日部市では、11日午前6時ごろから午後2時ごろまでの間に、塚崎、八丁目の一戸建て住宅で、住人が留守中に1階の窓ガラスを割られ、住宅内から現金などが盗まれる被害が発生した。

　鶴ヶ島市でも、11日午前7時ごろから午後1時ごろまでの間に、松ヶ丘3丁目の集合住宅1階で、住人が就寝中に無締りの玄関から侵入され、現金などが盗まれる被害が発生した。

　鴻巣市では、11日午後3時15分ごろ、箕田の一戸建て住宅で、男が無締りの箇所から住宅内に侵入し逃走したが、12日に検挙された。

　被害に遭わないために、玄関や窓を確実に施錠する、補助錠や防犯フィルムを取り付ける、センサーライトを設置するなどし、不審者を見かけた際は、直ちに110番通報するよう呼びかけている。

＝埼玉新聞WEB版＝