女子高生が死亡…一緒に樹海へ入った男、手助けをした疑い「私が率先し提案した」 一方で「怖くなって逃げ出した」と語った無職21歳
2025/07/11/15:56
県内の女子高校生が山梨県内の樹海で死亡した状態で見つかり、未成年者誘拐容疑で男が逮捕された事件で、県警捜査1課と浦和署は10日、自殺ほう助の疑いで、岐阜県美濃加茂市古井町下古井、無職の男(21)を再逮捕した。「自殺する際に私が木にロープをかけ、女性が自殺できる状況をつくった」「私が率先して自殺の方法などを提案した」と容疑を認めているという。
再逮捕容疑は、交流サイト(SNS)で知り合ったさいたま市浦和区の女子高校生=当時(17)=の自殺行為を助けようと考え、6月8日午後11時50分~同9日午前8時5分ごろの間、山梨県富士河口湖町の青木ケ原樹海で準備していたロープを木にかけるなどして自殺を手助けした疑い。
男は「仕事や生活に悲観して自殺したいと思うようになった。6月上旬、SNSを通じて被害者と知り合い、青木ケ原の樹海で一緒に自殺することに決めた」と供述しており、怖くなってその場から逃げ出したという趣旨の話もしているという。
男は事前に麻製のロープや手袋、はさみなどを準備しており、計画性があったとみられる。
女子高校生の関係者は6月9日午後、浦和署に行方不明届を出した。同月15日朝、青木ケ原樹海を訪れた男性が死亡した状態の女子高校生を発見し110番していた。
さいたま地検は10日、女子高校生を連れ去ったとして、未成年者誘拐の罪で、さいたま地裁に起訴した。










