不良グループの会社員2人を逮捕…大宮で元メンバー19歳に暴行、車で拉致 アパートで監禁した疑い 警官が突入、元メンバー19歳を保護 グループの中心人物も会社員25歳 捕まった会社員2人は22歳と19歳
不良グループを無断で脱退した元メンバーを拉致し、暴行や監禁をしたとして、男らが逮捕された事件で、埼玉県警組織犯罪対策(組対)1課と少年課、大宮署は3日までに、加害目的略取と傷害、監禁の疑いで、春日部市大枝、会社員男(22)と同市の会社員男(19)を逮捕した。
逮捕容疑はグループのメンバー複数人と共謀し、元メンバーで越谷市のアルバイト男性=当時(19)=の身体に対する加害目的で、5月12日午後9時半ごろ、さいたま市大宮区内で暴行を加えて車両に乗せ、春日部市で暴行をした上で、同14日まで越谷市のアパートの一室で監禁して、3週間の顔面打撲などのけがを負わせた疑い。県警は共犯のため、認否を明らかにしていない。
2人は同グループのメンバー。県警はグループが指定暴力団住吉会との接点を持っている可能性があるとして、1日に東京都港区芝浦にある同会の本部事務所を家宅捜索した。ほかにも共犯者がいるとみて捜査を進めている。
■住吉会本部は移転したばかり(以下、初の家宅捜索時の記事)
不良グループを無断で脱退した元メンバーを車で連れ去り、暴行や監禁をしたとして、グループの中心人物の男ら4人が加害目的略取などの疑いで逮捕された事件で、県警は1日、同容疑などの疑いで、東京都港区芝浦にある指定暴力団住吉会の本部事務所を家宅捜索した。
これまでに逮捕されたグループ中心人物の男は、ほかのメンバーと共謀して、元メンバーで越谷市のアルバイト男性=当時(19)=の体に対する加害目的で、5月12日午後9時半ごろ、さいたま市大宮区内で暴行を加えて車両に乗せ、春日部市で暴行をした上で、14日まで越谷市のアパート一室に監禁して3週間の顔面打撲などのけがを負わせた疑いが持たれている。
県警はその後の捜査で、グループが同会との接点を持っている可能性があるとして、関係性の解明のため捜索を行った。住吉会本部は先月に新宿区から移転したばかりで、県警が移転後の同会本部を家宅捜索するのは初めて。
■不良グループの会社員1人目を逮捕 19歳の知人が交番に相談し発覚(以下、初報記事)
不良グループを無断で脱退した元メンバーを拉致し、暴行や監禁をしたとして、県警組織犯罪対策(組対)1課と少年課、大宮署は6月11日、加害目的略取と傷害、監禁の疑いで、春日部市東中野、会社員の男(25)を逮捕した。
逮捕容疑はグループのメンバー複数人と共謀し、元メンバーで越谷市のアルバイト男性=当時(19)=の体に対する加害目的で、5月12日午後9時半ごろ、さいたま市大宮区内で暴行を加えて車両に乗せ、春日部市で暴行をした上で、14日まで越谷市のアパートの一室に監禁して3週間の顔面打撲などのけがを負わせた疑い。県警は共犯のため、認否を明らかにしていない。
組対1課によると、男性の知人が拉致被害直後に付近の交番に相談して事件が発覚。県警は防犯カメラなどの捜査で男性の監禁場所を特定し、14日に突入、保護した。
男はグループの中心人物の一人で、犯行を指示していたとみられる。県警は、他にも複数人が関わっていたとみて捜査を進めている。










