埼玉新聞

 

しまむら好調、純利益が3・5%増 インフルエンサーやキャラクターとのコラボ企画を強化、客単価が増加 自社開発ブランドやサプライヤーとの共同開発…高価格帯商品の拡充も奏功 3~5月期決算

  • 【企業】しまむら=看板、ロゴ

    しまむら、3~5月期決算 純利益が3・5%増

  • 【企業】しまむら=看板、ロゴ

 衣料品大手のしまむら(さいたま市大宮区)は6月30日、2025年3~5月期の連結決算を発表した。売上高が前年同期比2・4%増の1683億6900万円、純利益が3・5%増の108億200万円で過去最高を更新。営業利益は5・0%増の153億1100万円、経常利益は4・3%増の158億1200万円だった。

 人件費やキャッシュレス比率の上昇に伴う手数料支払いなど販売管理費が増えたものの、商品力と販売力でカバー。主力のしまむら事業の既存店売上は1・7%増で、インフルエンサーやキャラクターとのコラボレーション企画を強化し、客単価が増加。自社開発ブランド(PB)やサプライヤーとの共同開発ブランド(JB)の高価格帯商品の拡充も奏功し、1点単価が2・9%上昇した。

 26年2月期の通期連結業績予想は据え置いた。

ツイート シェア シェア