桶川　63cafe（ロミカフェ）

　桶川市立図書館に近い住宅街の路地を入っていくと小さな古民家が現れる。隠れ家的な、それでいて温かい居心地の良さが人気のカフェ「63cafe（ロミカフェ）」。店内を見回すと親子連れや女性グループ、一人で静かに読書する人などそれぞれが癒やしの時間を過ごしているのがうかがえる。

　オーナーの石田宏美さんが2011年7月に鴻巣市で開業、7年前に現在の地に移った。「名前の由来はひろみのろみ」と話す石田さんが手作りする「体に優しい」ランチごはんやスイーツは見た目も楽しく、食べておいしい。

　「かわいい」と思わず声を上げてしまう「自家製ケーキプレート」（税込み700円）はクマのクッキーとアイスクリームが添えられ、お皿に装飾されたグリーン野菜も華やかさを演出。チーズケーキは北海道産の小麦とクリームチーズ、生クリーム、きび砂糖を使い、国産のあずき入り。ボトムには自家製スコーンが敷かれている。余計なものは一切入っていないのに、しっかりとした味わいを残す。「カフェオレのミルクくまフロート」（同880円）を一緒に。クマの顔が描かれたミルクジェラートとアイスカフェオレのベストマッチングが楽しめる。

【メモ】63cafe 桶川市西1の7の13（電話090・3577・3092）。営業日は毎週水木金土の4日間。時間は午前11時～午後3時。JR桶川駅から徒歩約8分。