埼玉政経懇話会、さいたま市で30日開催 気象予報士の平井信行氏が「令和2年7月豪雨から5年」をテーマに講演
2025/06/23/16:23
埼玉政経懇話会6月例会が6月30日正午から、さいたま市大宮区の清水園で行われる。講師は気象予報士の平井信行氏で、演題は「令和2年7月豪雨から5年」。
令和2年7月豪雨では、九州で線状降水帯が複数回発生した。熊本県南部にかかった線状降水帯では球磨川が氾濫。球磨川沿いにあった平井氏の生家は水害で全壊した。この球磨川水害の教訓と、命を守る避難行動について話す。また気象庁では、令和2年7月豪雨以降、線状降水帯の情報を発表するようになった。線状降水帯の予測について、そしてこの夏の天候予報についても解説する。
平井氏は、1967年生まれ、熊本県出身。子供の頃、災害体験をきっかけに気象キャスターを志す。大学にて天気を学び、卒業後、1991年に気象業界に入る。気象予報士の地位向上を目的として2003年に独立。気象予報士を各自治体に配置することが防災に繋がると訴える。「天気予報はこんなに面白い!」(角川書店)、「平井信行の気象・防災情報の見方と使い方~子どもの命を守る判断力を育てるために」(第一法規)等、著書も多数。
臨時聴講も歓迎(1人5千円)。問い合わせ、申し込みは事務局(埼玉新聞社内、℡048・795・9932)へ。










