埼玉新聞

 

「峠の釜めし」の釜を再資源化 埼玉・深谷 埼玉工業大学が技術開発 全国的に知られる駅弁の容器は「益子焼」 土釜からタイルを作製

  • (左から)「峠の釜めし」の釜、処理をした材料、作製した内装用タイル

    (左から)「峠の釜めし」の釜、処理をした材料、作製した内装用タイル

  • (左から)「峠の釜めし」の釜、処理をした材料、作製した内装用タイル

 深谷市普済寺の埼玉工業大学は19日、工学部生命環境化学科環境物質化学研究室兼クリーンエネルギー技術開発センター長の本郷照久教授の研究チームが、陶器製弁当容器から内装用タイル材を作製する技術を開発したと発表した。環境に優しい技術で食後に残る釜めしの容器を資源として再利用することが可能となり、循環経済の時代に対応した環境負荷の低減に貢献する。

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