ライジングホームが破産手続き 一戸建て住宅建築、販売も 負債5億円 埼玉・川口【倒産情報】
2025/06/22/09:59
帝国データバンク大宮支店によると、不動産売買、木造建築工事のライジングホーム(川口市)が3月5日にさいたま地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。破産管財人は阿部高明弁護士(阿部高明法律事務所、さいたま市浦和区)が選任されている。負債総額は約5億円。
ライジングホームは2004年6月に設立。土地売買を主体に一戸建て住宅の建築や販売、不動産仲介なども行っていた。オーナーから土地を購入し、注文住宅の建築を自社で手がけ、県南部や都内の個人顧客に販売。16年8月期には年売上高約14億6500万円を計上していた。
しかし、同業との競争激化で20年8月期は同約7億円に減少。その後も商品在庫が高水準で推移し資金繰りに追われた。24年8月期は同約5億5400万円に落ち込み、先行きの見通しが立たなくなった。










