埼玉新聞

 

らせん状に小さなピンクの花 埼玉・狭山で「ネジバナ」見頃 河川敷に群生 7月上旬まで楽しめる

  • 河川敷に群生するネジバナ=19日午前、狭山市広瀬東

    河川敷に群生するネジバナ=19日午前、狭山市広瀬東

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    河川敷に群生するネジバナ=19日午前、狭山市広瀬東

  • 河川敷に群生するネジバナ=19日午前、狭山市広瀬東
  • 河川敷に群生するネジバナ=19日午前、狭山市広瀬東

 狭山市の入間川河川敷で、らせん状に小さなピンクの花を咲かせるネジバナが見頃を迎えている。左岸約1・2キロの間に約7千本が咲き、7月上旬ごろまで楽しめる。

 ネジバナはラン科の多年草で、15~40センチの真っすぐな茎にらせん状にねじったように花が咲く。2006年から河川敷の環境整備に取り組む「入間川の岸辺を美しくする会『左岸』」が外来植物の除草などを行い、群生するようになったという。

 今年は1万本に1本という白いネジバナも2本確認された。同会の加藤冨美子さんは、「ネジバナにも(花のねじれ方が)左巻き、右巻き、真っすぐの3種がある。『これはどうかな』と見ながら散歩することが楽しい」と魅力を語った。

 群生地は狭山市柏原の「入間川にこにこテラス」周辺。

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