追いかける20代男性、犯人を追跡しながら通報「ポスターに落書きした」…見失う 駆け付けた警官、人相が酷似する男を見つけて逮捕 黒のボールペンで書いていた無職、裁判所が罰金10万円を命令
2025/06/20/15:22
政治活動用ポスターに落書きしたとして、器物損壊の疑いで逮捕されていたさいたま市岩槻区の無職男性(57)について、さいたま区検は18日、同罪で略式起訴、さいたま簡裁は同日付で罰金10万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、男性は6月8日、同区内に掲示された政治活動用ポスターにボールペンで落書きした。
■午前2時半ごろ犯行、余罪も捜査(以下、初報記事)
政治活動用ポスターに落書きをしたとして、埼玉県警岩槻署は8日、器物損壊の疑いで、さいたま市岩槻区、無職の男(57)を逮捕した。逮捕容疑は8日午前2時半ごろ、岩槻区上野に掲示された政治活動用ポスターにボールペンで落書きし、他人の物を損壊した疑い。「間違いございません」と容疑を認めているという。
同署によると、通行人の20代男性から、「政治活動用ポスターに落書きをした男を追いかけている」と署に通報があった。男性は見失ったが、署員が類似する人相や着衣の男を発見。署に任意同行後、逮捕した。黒のボールペンを押収しているという。
署は詳しい経緯とともに余罪の有無を捜査している。










