土木工事の福田建設が破産 埼玉 負債総額1億円【倒産情報】
2025/06/19/08:19
帝国データバンク大宮支店によると、土木工事の福田建設(毛呂山町)は5月28日、さいたま地裁川越支部から破産手続き開始決定を受けたことが分かった。負債総額は約1億円。
同社は1969年12月創業、77年4月に法人改組された。毛呂山町を中心に県や地元の下水道組合など官公庁発注の土木工事を数多く手がけていた。民間部門においても豊富な実績を有し、2004年7月期には年間売上高約2億800万円を計上していた。
その後、公共事業の予算削減で受注額も徐々に低迷。07年には談合事件で県から指名停止処分を受けるなど厳しい状況が続いていた。近年も受注は伸び悩み、収益性や資金繰りが悪化し、事業継続を断念した。










