県警は14日、さいたま市大宮区の鉄道博物館プロムナードで、警察活動の周知を図る「けいさつ車両展」を開催した。パトカー3台と白バイ2台、レスキュー車や山岳救助車、儀礼用オープンカーへの乗車体験、記念撮影を楽しむ家族連れら多くの来場者でにぎわった。

　レスキュー隊の制服を着た出雲蒼弥さん（5）は「ランドクルーザー（山岳救助車）の中が格好良かった」と目を輝かせた。千葉県佐倉市の会社員平田大悟さん（20）はSNS（交流サイト）を通じて知り合った“緊急車両好き”の5人組で来場。「毎年欠かさず来る。山岳救助車は2000年式で、古い車を大事に使ってくれている」と県警の活動をたたえた。

　各課による防犯・交通安全の啓発ブースに加え、ステージイベントでは音楽隊によるポリス・コンサートや交通総務課交通安全教育指導班「ふれあい」による安全講話なども行われた。