埼玉県は16日、カンピロバクターによる食中毒を発生させたとして、深谷市の飲食店「鶏の唐揚げ専門店 山田屋」を食品衛生法に基づき、18日まで3日間の営業停止の行政処分を命じた。
県食品安全課によると、6日に同店で鶏たたき、唐揚げ、とり天などを食べた8人グループのうち、20~40代の男性4人が下痢や腹痛、発熱の症状を訴えた。全員快方に向かっているという。11日に通報を受け、熊谷保健所が調査。4人のうち受診した2人の便からカンピロバクターが検出され、共通の食事だったことから、同店が原因施設の食中毒と断定した。