新所沢パルコ跡地…商業施設とマンション建設へ ヤオコー、長谷工コーポレーション、大栄不動産の3者で開発を進める見通し 5月から解体作業が始まる 2030年3月までに完成予定
2025/06/17/11:05
昨年2月に閉館した所沢市緑町の大型商業施設「新所沢パルコ」の跡地に、商業施設とマンションが建設されることが分かった。16日の所沢市議会6月定例会議の一般質問で、石原昂氏(自民・維新・参政・無所属の会)の質問に市側が答えた。5月から解体作業が始まっており、2030年3月までに完成する予定。
市経営企画課によると、ヤオコー(川越市)、長谷工コーポレーション(東京都港区)、大栄不動産(東京都中央区)の3者で開発を進める見通し。敷地面積は約9200平方メートル。敷地の一角約500平方メートルに、市の子育て支援施設が設置される予定で、詳細は今後の設計で決まる。3月末までに関係企業や地権者らで構成する検討会で方向性について協議し、地元の町会連合会に説明したという。
小野塚勝俊市長は「跡地を早期に活用すること、集合住宅のみの開発にならないことを重視してきた。市の魅力をさらに高めるため、地域の声をしっかりと受け止めて取り組む」と述べた。
新所沢パルコは1983年、西武線新所沢駅前に開業。周辺の商業施設との競争激化や建物の老朽化を理由に、昨年2月に閉館した。










