女性ら4人、計465万円を失う…知らぬ間にカードが消え、口座から下ろされる 無職の男を追送検、詐欺の疑い ほかに20件の犯行を確認、被害額は1600万円超 友人から誘われていた46歳
2025/06/16/07:08
還付金詐欺に受け子や出し子として関与したとして、埼玉県警組織犯罪対策(組対)3課特殊詐欺連合捜査室と大宮東署は10日、窃盗、電子計算機使用詐欺などの疑いで、住所不定、無職の男(46)=窃盗罪などで起訴=をさいたま地検に追送検した。
追送検容疑は氏名不詳の者と共謀し、昨年12月から今年1月までの間、複数回にわたり、新座市の女性=当時(80)=ら4人に対して、「保険料の払い戻しがある」などと電話をかけ、キャッシュカード合計6枚、通帳1冊をすり替えて窃取し、現金合計465万1千円を引き出したり、送金するなどした疑い。容疑を認めているという。
県警は1月、別の特殊詐欺事件に関与したとして、男を逮捕、再逮捕するなどしていた。これまでに20件の犯行を確認し、被害額は1600万円超に上った。
県警は友人からの紹介で、闇バイトとして指示役からの指示を受け犯行に加担していたとみており、共犯者などの捜査を進めている。










