埼玉新聞

 

女性に暴行…夜ベッドから起きる瞬間、髪をつかみベッドにたたきつける 夜勤だった介護士の男逮捕、暴行の疑い「精神が不安定」 あざが足にあり、同僚が異変に気付く…女性が体を強打したのは防カメがある4人部屋

  • 【地図】和光市

    特養入所者に暴行、容疑の介護士を逮捕=和光市

  • 【地図】和光市

 勤務する特別養護老人ホームの入所者に暴行を加えたとして、埼玉県警朝霞署は9日、暴行の疑いで、さいたま市桜区町谷3丁目、介護士の男(39)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月31日午後11時35分ごろ、和光市新倉8丁目、特養ホームの2階居室(4人部屋)で、ベッドから起き上がろうとしていた女性(84)の頭髪を手でつかみ、体をベッドにたたきつける暴行を加えた疑い。

 同署によると、事件当日、男は夜勤勤務で、介護業務のために同居室を訪れていた。翌6月1日、同苑職員が女性の足に不自然なあざがあるのを見つけた。同居室の防犯カメラを確認したところ、犯行の様子が写っており、同苑が4日、署に届けた。

 男は2010年8月から同苑に勤務しており、これまで入所者とのトラブルはなかった。「精神的に不安定になってやった」と供述しているという。
 

ツイート シェア シェア