顔にスパイス塗って襲う…強盗致傷の疑いで男4人を逮捕 人材派遣会社代表の男性の背後から近づく 犯行当日は給料日で男性は現金779万円を持っていた 男性は目にけが
2025/06/10/09:05
所属する派遣会社の代表男性を襲い、現金を奪おうとしてけがを負わせたとして、県警捜査1課と組織犯罪対策(組対)2課、吉川署は9日までに、強盗致傷の疑いで、ネパールとインド国籍の男4人を逮捕した。
逮捕されたのは、いずれもネパール国籍の茨城県常陸大宮市野中町、自称会社員の男(25)と無職の男(25)、いずれもインド国籍の同県結城市結城、無職の男(28)と無職の男(31)の4容疑者。
逮捕容疑は共謀して3月14日午後3時20分ごろ、吉川市拾壱軒の路上で、31歳の男が所属していた人材派遣会社の代表男性(52)に対して、背後から近づき顔面に食料品のスパイスのようなものを塗り、薬剤性結膜炎のけがを負わせ、所持していた現金を奪おうとした疑い。県警は共犯事件のため、4人の認否を明らかにしていない。
捜査1課によると、31歳の男は昨年10月から、28歳の男の身分証を使用して被害男性の派遣会社を経由して、犯行現場付近の会社で勤務しており、県警は2人をこれまでに入管難民法違反の疑いで逮捕していた。
4人は友人同士。犯行当日は給料日で、被害男性は自身の会社に所属する41人分の給料として779万円を所持していた。4人は31歳の男を中心に、実行役と見張り、運転役に分かれ、待ち伏せしていたとみられる。










