嵐山町鎌形の千年の苑ラベンダー園で「ラベンダーまつり」（主催・町観光協会、共催・嵐山町）が6日始まった。ラベンダーの紫色の花が初夏の風に揺れ、来場者の目を楽しませている。

　同園は2019年にグランドオープン。暑さに耐えて香りが強い品種のグロッソなど約10種類2万株のラベンダーが、約4・7ヘクタールに植え付けられている。まつりは今年で6回目。昨夏の猛暑でラベンダーがダメージを受け、多くの苗を植え替えた。まだ株が小さいことから、今年は見学料を無料とし、維持管理の協力金を受け付けている。

　今年は、ラベンダー摘み取りやクラフト体験（各千円）は土日のみの開催。ラベンダーのソフトクリームなどのグルメ、ラベンダーの苗なども販売する。観光協会では「花を見て、香りを楽しみ、（グルメを）味わって、ラベンダーを体で感じてほしい」と話していた。

　まつりは22日まで。午前9時～午後4時（入場は午後3時15分まで）。問い合わせは、同まつりコールセンター（電話0493・62・6011）へ。