埼玉新聞

 

期間限定で値下げ 日高屋 生ビールとハイボールを来月4日から全店で 砂肝を使ったおつまみも限定で登場

  • 記者会見した(左から)ニチレイフーズの塩谷智之関東信越支社長、ハイデイ日高の青野敬成社長、キリンビールの江田雄太販売推進統括本部長=4日、東京都中央区のニチレイフーズ本社

    記者会見した(左から)ニチレイフーズの塩谷智之関東信越支社長、ハイデイ日高の青野敬成社長、キリンビールの江田雄太販売推進統括本部長=4日、東京都中央区のニチレイフーズ本社

  • 記者会見した(左から)ニチレイフーズの塩谷智之関東信越支社長、ハイデイ日高の青野敬成社長、キリンビールの江田雄太販売推進統括本部長=4日、東京都中央区のニチレイフーズ本社

 「熱烈中華食堂日高屋」(以下日高屋)などを運営する外食チェーンのハイデイ日高(さいたま市大宮区)は、7月4日から「日高屋」全店で生ビールとハイボールを通常価格から20円値下げする。

 「生ビールVSハイボール祭」と題した対決企画で“ちょい飲み”需要を喚起し、顧客のリピート利用を促す。これまで「日高屋」での生ビールの値下げキャンペーンはあるが、ハイボールで実施するのは初めて。8月下旬(予定)までの期間限定で行う。

 「生ビール(キリン一番搾り)」は通常価格390円が370円、「陸ハイボール」は340円が320円(いずれも税込み)となる。併せて、中華料理の定番、砂肝を使ったおつまみ「コリ旨!砂肝」(税込み210円)が8月下旬までの限定で新登場。中華麺はもちもち食感と小麦の風味が一層際立つよう「太麺」をリニューアルする。

 4日には都内で食材提供でタッグを組んだキリンビール、ニチレイフーズと3社合同で記者発表。青野敬成社長は「物価高の中、原価率が高くなってもその分たくさんのお客さまに楽しんでいただきたい。陸ハイボール(ジョッキ)をこの価格で出すお店は他にないのでは」と自信を見せた。

 生ビールとハイボール対決(売上の伸び率)の結果は、9月上旬に同社SNS(交流サイト)で発表。「勝った方はもっと安くするのか」との質問に青野社長は「後で考えたい」とユーモアを交えて答えた。

 「日高屋」は現在、関東1都6県に422店舗を展開。売上高は日商1・7億円、1日平均で約18万人が来店する。現在は1店舗当たりで生ビールを80~90杯、ハイボールを40~50杯程度売り上げており、同キャンペーンでアルコール飲料の需要拡大を図る。

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