だまされた自営業の男性…2616万円を失う 厚労省職員や警察官を名乗る男から電話 信じた男性は仮想通貨を指定された送信先へ 詐欺への注意呼びかける記事を読み警察署へ→被害が発覚
2025/06/05/09:40
狭山署は4日、特殊詐欺で入間市の自営業男性(62)が仮想通貨2616万円相当をだまし取られたと発表した。
同署によると2月13日午後1時過ぎから数回にわたり、男性方に厚労省職員や警察官を名乗る男らから「あなた名義の保険証が病院で使用されている」「組織犯罪で逮捕した主犯男の調書に、あなた名義の銀行口座を買ったと記載されている」「マネーロンダリングに関与していないことを証明するため持っている資産をチェックする」「あなたの預金口座を通して仮想通貨取引アプリで仮想通貨に交換する」などと電話があった。
信じた男性は同26日から3月30日までの間、7回にわたり、仮想通貨を被疑者が指定する送信先に送った。
男性は5月6日、警察官をかたる詐欺への注意を呼びかける記事を新聞で読み、同7日午前に同署を訪れ「詐欺被害に遭ったかもしれない」と相談し被害に気付いた。
同署で詐欺事件として調べている。










