埼玉新聞

 

ショック…男性会社員、“1740万円”を失う 1カ月かけて「約束する」と相手に誘われ、信じて5回送金 電話やSNSでやりとり中、「もう一度」と不審なお願いをされ…警察に相談、詐欺に気付いた53歳

  • 【地図】坂戸市

    仮想通貨1740万円分、詐欺で被害=坂戸市

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 埼玉県警西入間署は2日、坂戸市の会社員男性(53)が交流サイト(SNS)型投資詐欺で仮想通貨1740万円分をだまし取られたと発表した。

 同署によると2024年4月ごろから約1カ月間にわたり、投資会社を装う男から「仮想通貨の取引で大口の仕手筋を介入させる」「仕手筋が手放す前に売却できることを約束する」などと投資を勧められた。男性は同5月17日から同26日までの間、5回にわたり現金1740万円分の仮想通貨を購入し、指定された口座に送信した。

 男性は相手と電話やSNSでやりとりしたという。仮想通貨が暴落した際に「もう一度投資してほしい」と連絡があり、不審に思った男性が今年3月に同署に相談し、被害が分かった。
 

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