白血病が教えてくれた生きる力…フリーアナウンサーの小沢由実さん、浦和で講話 なんで私が…抗がん剤投与で脱毛や吐き気 治療に専念した闘病生活、白血病サバイバーとして発信
2025/06/01/10:07
浦和北東ロータリークラブ(山中重則会長)は5月27日、さいたま市浦和区のロイヤルパインズホテル浦和で第1753回例会を開き、フリーアナウンサーの小沢由実さんが「白血病が教えてくれた生きる力」と題して話した。
小沢さんは2022年4月に「急性リンパ性白血病」を発症。白血球になる前の未熟な細胞が異常を起こし、がん化した細胞が主に骨髄で無制限に増える病気で、約7カ月間に輸血を約20回実施。1カ月間の入院と1週間の自宅療養を繰り返した。
抗がん剤投与により、脱毛や吐き気、便秘、しびれ、爪の変色などさまざまな症状が現れ「なんで私が、という思いだったが『第二の人生のスタート』とすぐ切り替えて治療に専念した」と闘病生活を振り返った。
最後に「白血病サバイバーとして、この経験をさまざまな形でこれからも発信していきたい」と力を込めた。
国立がん研究センターによると、国内では1年間に約1万4千人が白血病に罹患(りかん)している。










