埼玉新聞

 

小学校の廃校舎を活用、北本に複合施設 きょう1日オープン…キッチンカーの出店やマルシェ、オープニングセレモニーも 学校の面影残した施設、愛称は

  • 旧市立栄小学校の廃校舎を活用した栄市民活動交流センター。写真はA棟

    旧市立栄小学校の廃校舎を活用した栄市民活動交流センター。写真はA棟=北本市栄

  • 旧市立栄小学校の廃校舎を活用した栄市民活動交流センター。写真はA棟

 北本市栄の旧市立栄小学校の廃校舎を活用した複合施設「栄市民活動交流センター」が6月1日にオープンする。A、B棟のほかに研修室棟や体育館、コミュニティ広場などを完備。三宮幸雄市長は「小学校の面影を残しつつ、用途に合わせた機能的で魅力ある施設」と話している。

 4階建てのA棟には1階に施設事務室と講習室、調理室、談話コーナー、2階には学習室と高齢者ラウンジ、地域コミュニティ活動室、市民公益活動センターを完備。3、4階は貸出施設で、予約して会議や軽スポーツができる。

 B棟も4階建て。1階は学童保育室、粗大ごみなど自己搬入受付所、2階は教育センターとなっている。3、4階は保健センターで3階に健診室と相談室、4階に栄養相談室、保健指導室、相談室がある。

 研修室棟は新しく建てた棟で、予約すれば多目的に活用可能。キッチンも完備する。コミュニティ広場は、校庭だった場所をウオーキングコースや芝生広場など三つのエリアに改修した。

 1日のオープニングセレモニーは午前9時半、オープニングイベントは同10時半から。セレモニーでは78点の応募から決定した施設の愛称を発表する。イベントでは、キッチンカーの出店やマルシェ、ダンスやライブステージなどを予定している。

 問い合わせは、生涯学習課生涯学習担当(電話048・594・5567)へ。

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