はしかに感染…患者が市役所を3時間も利用、感染した可能性がある人に注意喚起 6つの課があるフロア 症状は高熱、発疹、せき、鼻水、目の充血 空気中に漂うウイルス、生存時間は2時間以下
2025/05/29/08:10
川口市保健所は28日、はしか(麻疹)患者が市役所本庁舎を利用していたとして、感染の可能性がある時間帯に同じ施設を利用していた市民らに対し、注意喚起を行った。
市保健所疾病対策課によると、千葉県に届け出があったはしか患者が利用していたのは、川口市青木2丁目の市役所第1本庁舎3階。27日午後1時10分ごろから同4時20分ごろまでの間、市民課、国民健康保険課、国民年金課、特別債権回収課、納税課、国保収納課窓口がある同フロアを利用した。市内公共交通機関などの利用は確認されていない。
はしかウイルスの空気中での生存期間は2時間以下のため、同フロアを現在利用しても心配はないという。
同課によると、はしかの潜伏期間は通常10~12日。接触後21日間で、今回は6月17日まで注意が必要としている。市保健所は感染の可能性がある時間帯に市役所第1本庁舎3階を利用した人で、はしかを疑う高熱、発疹、せき、鼻水、目の充血などの症状が現れた場合、事前に保健所に電話連絡し、指示に従い医療機関を受診するよう呼びかけている。
問い合わせは、川口市保健所疾病対策課感染症係(電話048・423・6726)へ。










