埼玉のリフォーム工事会社が破産 「イメージメーク・ハウス」 負債額4億2200万円【倒産情報】
2025/05/28/11:01
帝国データバンクによると、リフォーム工事のイメージメーク・ハウス(北本市)は、5月9日にさいたま地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債額は約4億2200万円。
破産管財人には、堀之内幸雄弁護士(みずき法律事務所、さいたま市浦和区)が選任されている。財産状況報告集会期日は、9月10日午前11時。
同社は、前身企業の事業を承継し、2021年(令和3年)7月に設立。個人住宅を中心に建物全般の内装工事やリフォーム工事、外構工事などを手がけ、主に水回りや屋根外壁などの工事を得意としていた。本店を含め関東圏内に5支店を出店し、積極的な営業を展開。2023年1月期には年売上高約14億7500万円を計上していた。
しかし、急激な事業拡大に対して資金調達が追いつかなかったほか、人件費や資材価格が高騰したことで収益性が低迷していた。近年は、取引先に対する支払い遅延や税金の滞納が表面化し対外信用が著しく悪化。事業の継続が困難となり、2025年3月末で事業を停止し、事後処理を弁護士に一任していた。
=埼玉新聞WEB版=










