懲戒処分…目が合った人を投げ飛ばした防衛事務官 20代で朝霞駐屯地に所属、「差別につながる」として性別は非公表 投げた相手は路上にいた面識ない人、全治2週間…事務官は不起訴に
2025/05/28/11:05
陸上自衛隊朝霞駐屯地は26日、路上で口論となった相手に暴行を加え、けがを負わせたとして、同駐屯地陸上総隊司令部所属、20代の防衛事務官を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。被処分者と被害者の性別について、同司令部は「LGBTQなどに対する偏見や差別につながる可能性などを考慮して非公表にしている」と説明している。
同司令部報道官によると、防衛事務官は昨年4月6日午後11時半ごろ、東京都練馬区の路上で、面識のない相手に対して投げ飛ばすなどの暴行を加え、頭や首などに14日間のけがを負わせた。警察は傷害容疑で任意捜査したが、防衛事務官は不起訴処分になったという。防衛事務官は「被害者と目が合ったため、口論となり暴行を加えた」と話しているという。










