埼玉新聞

 

出来たての新茶、無料で振る舞う 所沢の茶業協会、新茶発表会を初めて開催「上質なおいしいお茶ができた」 市民らから拍手…高さ50センチ、グラスの上から新茶注ぐ“茶”ンパンタワーも登場

  • タワーに注がれる狭山新茶

    タワーに注がれる狭山新茶=21日正午、所沢市役所

  • タワーに注がれる狭山新茶

 所沢市役所で21日、市茶業協会による所沢市産狭山茶の新茶発表会が初めて開催され、無料で出来たての新茶が振る舞われた。高さ約50センチの「“茶”ンパンタワー」も登場し、グラスの上から鮮やかな緑色の新茶が注がれると、見守っていた市民からは拍手が湧いた。

 訪れた市民らは、新茶や和紅茶、ほうじ茶を飲み比べ、味や香りを楽しんだ。新茶を試飲した会社員女性(36)は、「おいしい。渋くなくて、色は薄いのに味をしっかり感じた」と笑顔。新茶販売や狭山茶の特徴や歴史についてのパネル展示も行われた。

 同日、小野塚勝俊市長に新茶の仕上がりについて報告した同会の関隆治会長は、「当初は収量が少なめかと思ったが徐々に増え、大変上質なおいしいお茶ができた。4月は雨量や気候に恵まれ、芽がよく伸びた」と話した。

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