【動画】もっと早く出頭できたのでは…小学生に車で突っ込んだ男、直前まで飲酒 同乗者の会社員25歳と一緒に 防カメで特定、発覚しないように逃走か 25歳が自宅へ送るよう依頼し事故「子は気を付けようがない」
2025/05/20/10:54
三郷市の市道で14日、下校中の小学生4人がけがを負ったひき逃げ事件で、県警に逮捕された運転手の解体工男(42)=三郷市早稲田7丁目=と同乗者の会社員男(25)=三郷市新和4丁目=が、事故当日の午後2時前から1~2時間、三郷市内の中華料理店で一緒に飲酒していたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。飲酒運転の発覚を免れるために逃走したとみられる。県警は同日、2人をさいたま地検越谷支部に送検した。
2人は飲酒後に車に乗り、42歳男が25歳男を市内の自宅へ送る途中で事故を起こした。その後、42歳男は現場から約2キロ離れた25歳男の自宅敷地内に車を置き逃走。事故翌日の15日、県警が車を発見、押収していた。
県警は18日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、出頭した42歳男を逮捕。防犯カメラやドライブレコーダーなどから飲酒していたことを特定し、過失傷害容疑を過失傷害アルコール等影響発覚免脱に切り替えて送検した。
県警は15日、25歳男に任意で事情を聴いていたが、42歳男が飲酒していたことを知りながら自宅へ送るよう依頼したとして、19日までに道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いで逮捕、送検した。
■捕まってよかった
三郷市で小学生4人がけがを負ったひき逃げ事件で、19日までに中国籍の男2人が逮捕、送検された。
毎日散歩で事故現場を通るという男性(62)は、運転手の男が18日に出頭したことについて「立ち去ったとしても、もっと早く出頭できたのでは」と話す。現場近くに住む女性会社員(40)は、娘が被害に遭った小学生と同級生だといい、「子どもたちは気を付けようがない事故だった。捕まってよかった」と安堵(あんど)していた。










