小6男児が重傷、SUVが突っ込み剝離骨折した11歳 運転手が子どもの様子うかがうも…数分で乗車し去る 追っていたSUV、市内で発見
2025/05/16/10:50
14日午後、三郷市中央5丁目の市道で下校中の小学生らが車にひかれ、けがを負ったひき逃げ事件で、逃走した車とみられるスポーツタイプ多目的車(SUV)が市内で発見されたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。県警は引き続き逃げた運転手の男らの行方を追っている。
事故は14日午後4時過ぎに発生。吉川署などによると、車は下校中の10人ほどの小学生の列に衝突。うち小学6年生の男児(11)4人がけがを負い、1人は右足の甲を剝離骨折する重傷という。救急搬送されたが、いずれも会話ができる状態で命に別条はない。
現場は、つくばエクスプレス(TX)三郷中央駅から北に約1キロのところにある住宅街。歩道がない交差点付近の道路で、目撃情報から車両は越谷市方面から千葉県松戸市方面へ進行中に小学生らに衝突した。
目撃者らによると、事故を起こした車はSUV。周辺を走行していた車のドライブレコーダーには、運転手が事故を起こした後に降車し、小学生らの様子をうかがう姿が映っていた。捜査関係者によると、その後数分以内に再び乗車して現場から走り去ったとみられる。










