「力士と触れ合えることが魅力」 12月に埼玉・新座で初の大相撲冬巡業「新座場所」 市制施行55周年記念事業の一環 巡業担当、元豪栄道の武隈親方が市役所を訪問
2025/05/15/12:26
公益財団法人「新座市スポーツ協会」(立山健治会長)は、同市本多の市民総合体育館で、2025年冬巡業大相撲の新座場所を12月21日に開催すると発表した。市制施行55周年記念事業の一環で、地域の活性化や市民余暇の充実を図るのが狙い。同市で大相撲の巡業が行われるのは初めて。
当日は全幕内力士42人と付き人、裏方など計200人が参加。公開稽古をはじめ土俵入りや幕内力士の取組などが披露される。観覧席は、1階は升席約1700、椅子席約900、福祉席約70、2階は700席など。チケットは7千円~1万7千円で販売する予定。
巡業当日のスケジュールやチケット販売など具体的な概要は6月末までに市ホームページや広報紙などで掲載するほか、新座駅や志木駅、市役所など市内4カ所にPR用の横断幕を掲出するという。
日本相撲協会巡業担当の武隈親方(元大関・豪栄道)や並木傑市長、同協会の立山会長らが30日、同市役所で会見した。
並木市長は、5年前の市制施行50周年記念事業で新座場所を計画していたが、コロナ禍のために保留となったことに触れ、「5年待ったが、この間に体育館の冷暖房が整備され、そこで開催できることはうれしく、市民にとっても喜ばしい」などとあいさつ。
立山会長は「市民と共に55周年を盛り上げていきたい」、武隈親方は「ファンにとっては力士と触れ合えることが巡業の魅力です。新座場所が大成功を収め、役に立てるように精いっぱいやりたい」と意気込みを語った。










