鴻巣市明用のコスモスアリーナふきあげ周辺の荒川河川敷で、ポピーが赤やピンクの花を咲かせ、見頃を迎えている。品種はシャーレーポピーで、赤がひときわ鮮やか。18日まで、「第15回こうのす花まつり」が開催される。

　吹上会場のポピーは、長さ日本一の荒川水管橋（約1100メートル）を背景に、帯状に広がっている。ポピーのほか、北米南西部が原産のハゼリンソウも紫色の花を咲かせ、楽しめる。晴れていれば、堤防の上からは、花々とともに富士山や秩父連山が一望できる。

　一方、同市滝馬室の荒川河川敷にある「ポピー・ハッピースクエア」のポピー畑も見頃を迎えている。ハゼリンソウ畑と麦なでしこ畑を加えた花畑の広さは約12・5ヘクタールで日本一を誇る。近くの御成橋から見える富士山は関東富士見百景に選ばれている。

　問い合わせは、同市商工観光課（電話048・541・1321）へ。