<高校野球>埼玉県大会、きょう準決勝 浦和学院の強力打線、川越東の投手陣がどう抑えるか ともに長打で得点…打撃戦の気配も 関東懸けた4強の激突を展望
2025/05/03/08:32
春季県高校野球大会第7日は3日、県営大宮で準決勝が行われる。Cシード浦和学院のほか、市川越、叡明、川越東がノーシードから4強に駆け上がった。対戦カードは市川越―叡明(9時)、浦和学院―川越東(11時30分)。
優勝した2008年以来17年ぶりの決勝進出を狙う市川越は初4強と勢いのある叡明と争う。浦和学院には10年ぶりの決勝を目指す川越東が挑む。勝者が春季関東大会(17~20、24、25日・茨城)の出場権を獲得する熱戦の行方を展望した。
Cシード浦和学院の強力打線を川越東の投手陣が抑えられるか。ともに長打で得点を狙う打撃戦が予想される。
浦和学院は3回戦で上尾を20安打15得点で下すと、準々決勝は花咲徳栄に14安打11得点で勝利。高校通算28本塁打の4番藤井を筆頭に、今大会は林田、田口、垣内にも本塁打が出るなど、打撃力は抜群。3試合で7安打の1番玉木、6安打5打点の2番西田と上位が好機を演出したい。投手を中心とした守備陣は悪送球による2失策のみと簡単に崩れない。
川越東は2年右腕直井が3試合で17回を投げて4失点。11回2失点の2年左腕古沢、背番号1の右腕梅沢ら投手陣が試合を組み立てる。4試合で46安打を放つ打線は、11安打7打点の中島がリードオフマン。長打力のある3番星、4番柳が好機を生かせるか。今大会記録した計8犠打はすべて下位打線が決めており、切れ目のない打線でチャンスメークしたい。










