はしかに感染…20代男性、県内で今年3例目 感染源不明、予防接種歴と海外渡航歴なし 4~7日にかけ、JR戸田駅から東京メトロ飯田橋駅まで鉄道を利用 現在は快方に向かう
2025/03/15/10:31
県は14日、20代の男性がはしか(麻疹)に感染したと発表した。県内で感染が確認されたのは、今年3例目。
県感染症対策課によると、男性は5日に発熱、咳、発疹などの症状があり後日、医療機関を受診。検査の結果、はしかの感染が分かった。現在は快方に向かっているという。
男性は、はしかの予防接種歴と海外渡航歴がなく、感染源は不明。4~7日にかけて、JR戸田駅から東京メトロ飯田橋駅まで鉄道を利用していた。利用状況の詳細は県ホームページから確認できる。
はしかは感染力が極めて強い感染症で、空気感染、飛沫(ひまつ)感染、接触感染によって感染するとされる。潜伏期間を経て、風邪のような症状が現れた後、39度以上の高熱や赤い発疹が体中に出るという。同課は、症状からはしかが疑われる場合は事前に医療機関に連絡し、マスクを着けて速やかに受診するよう注意を呼びかけた。










