浦和高校の生徒が自殺…調査求め遺族が埼玉県教委に要望書 遺族「何があったのかを知りたい」 学校側は基本調査を実施も遺族への説明は「不十分」
2025/03/06/08:03
県立浦和高校(さいたま市浦和区)で2024年12月、1年の男子生徒(16)が自殺したとして、遺族らは5日、日吉亨県教育長宛ての要望書を県教育委員会に提出した。
文部科学省の指針によると、児童生徒が自殺した場合、基本調査を実施し、結果を受けて詳細調査委員会を設置する。遺族側は、県教委から学校への早急な基本調査の要請、県による詳細調査委の設置を要請した。詳細調査委については、県既存の委員会から選出せず委員の半数を遺族が推薦すること、3月中に設置を求めた。遺族は要望書の提出後の会見で「何があったのかを知りたい」と話した。
学校側は基本調査を実施しているが、遺族への説明は不十分だったという。県教育局生徒指導課の担当者は「要望書から遺族の思いを踏まえた上で、調査結果について説明する機会を設けたい」と話した。










