男性重傷…早朝にひき逃げ 元タクシー運転手の男を逮捕 事故当時はタクシー乗務中 退勤後、タクシー会社の社員が破損した車両を発見し110番 防カメなどの捜査で特定 「事故は起こしていない」と容疑を否認する63歳
2025/02/18/08:25
さいたま市中央区の県道で、男性が車にひき逃げされて重傷を負った事件で、浦和西署は17日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、川口市芝塚原1丁目、元タクシー運転手の無職の男(63)を逮捕した。事故当時はタクシー乗務中で、「事故は起こしていない」と容疑を否認しているという。
逮捕容疑は1月7日午前5時35分ごろ、同市中央区本町西6丁目の県道で、タクシーを運転し、横断歩道を横断中の男性(28)と衝突。右下腿(かたい)部骨折など2カ月のけがを負わせ、救護措置を取らずに逃走した疑い。
同署によると、男は事故前日の6日からタクシーを乗務。事故を起こした後、同市桜区内の駐車場にタクシーを置き、退勤したという。7日、男が勤務していたタクシー会社の社員が車両の左前部などが破損しているのを発見し「車が壊れている」と110番。防犯カメラなどの捜査から特定した。










