東京電力パワーグリッドによると、13日に埼玉で発生した約5千件の停電の原因が分かった。

　13日午前10時35から午後0時20分まで、さいたま市北区と見沼区で約4330軒が停電した原因は、同社設備に鳥が営巣した影響によるもので、巣を撤去し復旧した。

　このほか、さいたま市岩槻区で約660軒、川越市で約20軒、越谷市で約10軒の停電は強風による配電線の断線が原因だった。
　
　それぞれ、概ね2時間前後で復旧したが、さいたま市岩槻区の約10軒は、強風の影響によると思われる倒木で、配電線が断線したため停電。倒木の除去などに時間を要し、午前10時4分から午後7時29分まで9時間以上の停電となった。

　13日は埼玉県に朝から強風注意報が出ており、さいたま市では最大瞬間風速23・6メートルを記録している。

＝埼玉新聞WEB版＝