埼玉新聞

 

大雪の警戒解けず 関東北部の山沿いで積雪211センチ、新潟の山沿いで320センチ 平地でも70センチ超 さらに60センチの降雪予報 関越道は再び通行止め【気象情報】

  • 大雪警報・注意報のエリア(8日午後5時50分、気象庁HPから)

    大雪警報・注意報のエリア(8日午後5時50分、気象庁HPから)

  • 8日午後5時現在の積雪の深さ(気象庁HPから)

    8日午後5時現在の積雪の深さ(気象庁HPから)

  • 関越道の通行止め区間 六日町ICー渋川伊香保IC(NEXCO東日本 ドライブトラフィックより)

    関越道の通行止め区間 六日町ICー渋川伊香保IC(8日午後5時現在 NEXCO東日本ドライブトラフィックより)

  • 大雪警報・注意報のエリア(8日午後5時50分、気象庁HPから)
  • 8日午後5時現在の積雪の深さ(気象庁HPから)
  • 関越道の通行止め区間 六日町ICー渋川伊香保IC(NEXCO東日本 ドライブトラフィックより)

 気象庁は8日午後4時37分、大雪に関する関東甲信地方気象情報を発表した。

 強い冬型の気圧配置の影響により、9日夜のはじめごろにかけて、大雪となる所があるという。関東地方北部では、9日明け方にかけて、積雪や路面の凍結による交通障害や、風雪による視程障害、なだれに注意するよう呼びかけている。

 8日午後5時現在の積雪の深さは、関東北部の群馬県みなかみ町藤原で211センチ、新潟県魚沼町守門で320センチ。平地でも新潟県長岡市で74センチと。積雪が60センチ以上の範囲が広がっている。今シーズン最強寒波による大雪の峠は超えつつあるとみられるが、関東北部では9日夕方までに多い所でさらに60センチの降雪が予想されている。

 大雪による交通障害が発生しており、関越道では大雪のため8日正午から、六日町ICー渋川伊香保ICの上下線で再び通行止めとなっている。

[気象概況]
 日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。東日本の上空約5000メートルには氷点下36度以下の強い寒気が流れ込み、日本付近は9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。このため、長野県と関東地方北部では、9日夜のはじめ頃にかけて、山沿いや山地を中心に大雪となる見込みです。

[雪の予想]
 8日午後6時から9日午後6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 関東地方北部 60センチ
 甲信地方   30センチ

=埼玉新聞WEB版=

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