埼玉新聞

 

【速報】記録的大雪がピークに 関東北部で201センチの積雪 新潟県魚沼市で329センチ、平地でも70センチ超す 関越道は渋川伊香保IC―長岡JCTで通行止め

  • 大雪警報の出ているエリア(8日5時15分、気象庁HPから)

    大雪警報の出ているエリア(8日5時15分、気象庁HPから)

  • 積雪の深さ(8日午前5時、気象庁HPから)

    積雪の深さ(8日午前5時、気象庁HPから)

  • 大雪による通行止め実施中の区間と解除見込み(発表資料から)

    大雪による通行止め区間と解除見込み(NEXCO東日本発表資料から)

  • 大雪警報の出ているエリア(8日5時15分、気象庁HPから)
  • 積雪の深さ(8日午前5時、気象庁HPから)
  • 大雪による通行止め実施中の区間と解除見込み(発表資料から)

 気象庁は8日午前5時7分、大雪と暴風雪及び高波に関する全般気象情報を発表した。

 日本付近は9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込み、北日本から西日本では、9日にかけて大雪に、8日は暴風雪や高波に警戒するよう呼びかけている。

 短時間で強い雪が降り続き、8日午前5時現在の積雪の深さは、関東北部山沿いの群馬県みなかみ町藤原で197センチ(午前8時に201センチ)、新潟県魚沼市守門で329センチに達した。平地でも、新潟県新潟市で54センチ、長岡市で79センチ、富山県富山市で72センチと記録的な大雪になっている。

 

 大雪による高速道路の通行止めも実施され、関越道では渋川伊香保IC―長岡JCTの上下線が通行止めとなった。(8日午前6時に解除)


[気象概況]
 日本付近は強い冬型の気圧配置となっており、北日本から西日本では日本海側を中心に大雪となっている所があります。北日本の上空約5000メートルには氷点下42度以下の強い寒気が断続的に流れ込んでおり、日本付近は9日にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。このため、北日本から西日本では大気の状態が非常に不安定となり、積乱雲が発達する所があるでしょう。

[雪の予想]
北日本から西日本では9日にかけて、日本海側を中心に大雪となる所があるでしょう。普段雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所がある見込みです。
8日午前6時から9日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 東北地方   70センチ
 関東甲信地方 80センチ
 北陸地方   70センチ
 東海地方   60センチ
 近畿地方   70センチ
 中国地方   60センチ
 四国地方   15センチ
 九州北部地方 20センチ
その後、9日午前6時から10日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 東北地方   50センチ
 関東甲信地方 30センチ
 北陸地方   40センチ
 東海地方   30センチ
 近畿地方   30センチ
 中国地方   15センチ

[風の予想]
全国的に9日にかけて雪を伴った強い風が吹き、8日は非常に強い風が吹き暴風雪となる所があるでしょう。
8日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
 東北地方 23メートル (35メートル)
 北陸地方 20メートル (30メートル)

[波の予想]
全国的に9日にかけて波が高くしけとなり、8日は大しけとなる所があるでしょう。
8日に予想される波の高さ
 北陸地方 6メートル
 近畿地方 6メートル

=埼玉新聞WEB版=

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