埼玉新聞

 

【大雪情報】明日夜から再び強まる恐れ 関東北部で積雪183センチ 日本海側は市街地で積雪50センチ超も 関越道など今朝まで一部通行止めに

  • 大雪警報・注意報が出ているエリア(6日午前6時43分、気象庁HPから)

    大雪警報・注意報が出ているエリア(6日午前6時43分、気象庁HPから)

  • 積雪の深さ(6日午前6時、気象庁HPから)

    積雪の深さ(6日午前6時、気象庁HPから)

  • 通行止めの区間(NEXCO東日本 ドライブトラフィックより)

    6日朝まで通行止めになった区間(NEXCO東日本 ドライブトラフィックより)

  • 大雪警報・注意報が出ているエリア(6日午前6時43分、気象庁HPから)
  • 積雪の深さ(6日午前6時、気象庁HPから)
  • 通行止めの区間(NEXCO東日本 ドライブトラフィックより)

 気象庁は6日午前6時17分、大雪に関する関東甲信地方気象情報(第3号)を発表した。

 強い冬型の気圧配置の影響により、長野県と関東地方北部では、6日昼前にかけてと、7日夜から9日ごろにかけて、山沿いを中心に大雪となる所があるという。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、なだれにも注意するよう呼びかけている。

 6日午前5時現在、群馬県みなかみ町藤原で積雪の深さが183センチに達した。日本海側では平地でも新潟県長岡市で58センチ、富山県富山市で56センチの積雪となってる。関東北部では6日から8日まで、多い所でさらに1メートル以上の降雪が予想されている。

 NEXCO東日本は大雪による交通障害に注意するよう呼びかけており、関越道などの高速道路では、昨夜から今朝まで一部区間が通行止めになった。

[気象概況]
 日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。強い冬型の気圧配置は9日ごろにかけて続く見込みで、東日本の上空には断続的に強い寒気が流れ込むでしょう。

[雪の実況]
6日午前5時現在の24時間降雪量(アメダスによる速報値)
 栃木県
  日光市土呂部  12センチ
 群馬県
  みなかみ町藤原 27センチ
  みなかみ町湯原 13センチ
 長野県
  白馬      29センチ
  野沢温泉    25センチ
  小谷      24センチ
6日午前5時現在の積雪の深さ(アメダスによる速報値)
 栃木県
  日光市土呂部  45センチ
  那須高原    21センチ
 群馬県
  みなかみ町藤原 186センチ
  みなかみ町湯原 56センチ
  草津      54センチ
 長野県
  野沢温泉    180センチ
  小谷      144センチ
  飯山      101センチ

[雪の予想]
6日午前6時から7日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 関東地方北部 20センチ
 甲信地方   20センチ
その後、7日午前6時から8日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 関東地方北部 20センチ
 甲信地方   40センチ
その後、8日午前6時から9日午前6時までに予想される24時間降雪量は多い所で、
 関東地方北部 70センチ
 甲信地方   30センチ
上空の寒気が予想以上に強まった場合や、雪雲が予想以上に発達した場合には、警報級の大雪となる可能性があります。その後も降雪は続き、積雪が多くなるでしょう。

=埼玉新聞WEB版=

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