熊谷地方気象台は28日午後3時25分、埼玉県秩父地方に低温注意報を発表した。29日まで低温に注意するよう呼びかけている。

　気象庁によると、低温注意報は、低温により災害が発生するおそれがあると予想したときに発表する。具体的には、低温による農作物の被害、水道管の凍結や破裂による著しい被害の発生するおそれがあるときとされている。

　熊谷地方気象台が28日午前11時に発表した天気予報によると、秩父地方は28日、北西の風夕方曇り、昼過ぎから夜のはじめごろ雪か雨で、29日朝の最低気温は氷点下5度と予想している。

　また、気象庁は、28日午後4時25分、大雪に関する全般気象情報（第5号）を発表した。

　日本付近は29日にかけて強い冬型の気圧配置となり、本州付近の上空約5500メートルには氷点下30度以下の強い寒気が流れ込む見込み。北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となる所があるとし、大雪による交通障害に注意・警戒するよう呼びかけている。

　28日午後6時から29日午後6時にかけて予想される24時間降雪量は関東甲信地方の多い所で40センチと発表されている。

＝埼玉新聞WEB版＝