つるかめ算から数学者の道に アーベル賞受賞の柏原正樹氏
2025/03/26/20:26
数学分野で最も権威ある賞の一つ、アーベル賞受賞が決まった京都大の柏原正樹特任教授(78)は、子どもの頃に学んだつるかめ算に魅了され、数学者の道に進んだ。代数解析学や表現論と呼ばれる分野で功績を残し、国際数学連合によるチャーン賞や、稲盛財団の京都賞など、国内外で多くの受賞歴を持つ。