2019年9月19日(木)

福島原発事故、東電旧経営陣無罪 業過致死傷で強制起訴、東京地裁

東京地裁に入る、東京電力の(左から)勝俣恒久元会長、武黒一郎元副社長、武藤栄元副社長=19日午前

 2011年3月の福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の勝俣恒久元会長(79)ら旧経営陣3被告に、東京地裁(永渕健一裁判長)は19日、無罪の判決を言い渡した。他の2人は武黒一郎元副社長(73)と武藤栄元副社長(69)。3人とも無罪を主張し、検察官役の指定弁護士は禁錮5年を求刑していた。

 永渕裁判長は判決理由で「津波についてあらゆる可能性を想定し、必要な措置を義務づければ、原発の運転はおよそ不可能になる。運転を停止すれば地域社会に一定の影響を与えることも考慮すべきだ」と指摘した。

(共同通信)

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