2018年10月8日(月)

<秋季大会>30年ぶり、秋の王座争う 強力打線の春日部共栄か、粘りの東農大三か 8日決勝の行方は

1年生ながら長打や一発が期待できる春日部共栄の3番平尾
最速145キロの直球でねじ伏せる東農大三のエース飯島
決勝戦の組み合わせ

 秋季県高校野球大会は8日、県営大宮で春日部共栄―東農大三(10時)の顔合わせで決勝が行われ、秋の王座を争う。Bシードの春日部共栄が唯一残ったシード勢の意地を見せ、15年ぶり6度目の栄冠を手にするのか、20年ぶりに決勝へ進んだ東農大三が快進撃を初優勝で飾るのか。30年ぶりとなった両校の決勝対決の行方を展望した。

 個々の能力が高い選手がそろい、攻守に隙のない春日部共栄に対し、東農大三が粘りと勝負強さで我慢比べに持ち込めるかがポイントとなる。

 春日部共栄の強力打線はエースで4番の村田、1年生の3番平尾、主将の5番石崎が中心だが、準々決勝で全員安打の14安打を放つなど、打ち始めたら止まらない。逆転コールド勝ちや延長サヨナラ勝ちなど、どんな展開になっても焦らない精神力も光る。

 投手陣は、準々決勝と準決勝の2日間で計21回、296球を投げたエース右腕村田の先発は、疲労などを考慮して回避することが予想される。だが、130キロ台後半の直球が自慢の小森や制球力で勝負する1年生の菊池と2番手以降も実力者をそろえ、エースを温存してもある程度計算は立ちそうだ。

 東農大三は、準決勝で抑えに回ったエース右腕飯島の先発が濃厚。140キロを超える直球が武器の本格派が最少失点に抑えることが勝利への絶対条件。準々決勝で一打同点のピンチを救う好捕を見せた主将の中堅手加納ら、野手陣が守備でもり立てたい。

 ここまでの4試合で23得点の打線は、切れ目なくつながり、そつない攻撃で好機を生かしてきた。春日部共栄の充実した投手陣を相手に、機動力のある2番堀がかき回し、打順を3番に上げた好調の松本春、井口、飯島のクリーンアップで得点につなげたい。

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