2018年8月4日(土)

<甲子園>走者いる状況をイメージ、守備練習に緊張感 鳴門・エース左腕を想定、フリー打撃も/花咲徳栄

ブルペンで肩をつくる花咲徳栄のエース野村(手前右)と中田(同左)。中央は岩井監督=4日午後、兵庫県尼崎市の尼崎西高校グラウンド

 開幕を翌日に控えたチームは4日、午前9時から甲子園球場で開会式のリハーサルに参加。その後し、正午から兵庫県尼崎市の尼崎西高校で約3時間の練習を行った。

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 ウオーミングアップの後、内外野に分かれて守備練習を実施。内野陣にノックを打った岩井監督は「今の打球が抜けたら一、三塁になるぞ。意地でも止めろ」と走者がいる状況を頭に描かせ、緊張感を持たせていた。

 続いて約1時間の実戦形式を実施。岩井監督が「実戦感覚から離れてしまっている。打者に投げさせておきたかった」というエース右腕野村と右腕中田がレギュラー陣相手に3イニングずつ投げた。野村は「だんだんよくなった。上半身と下半身のバランスがズレていたのを修正できた」と手応えを口にした。

 最後は、手投げ2カ所とマシン1カ所で鳴門のエース左腕西野を想定したフリー打撃で締めた。岩井監督は「左腕をイメージしてコースに打つ意識。やっと調子が上がってきた」と快音を響かせた打撃に納得の表情だ。

■「エースを楽に」背番号10の決意/中田

 「自分がもっと投げられるようになれば野村を助けられる」。背番号10の右腕中田がエースで4番のために力を尽くす構えだ。「打撃が好調だった野村が、投手になって負担が大きくなっているのかもしれない」と責任の一端を感じている。

 関西入りしてから初めての実戦形式で「『打たれる』とか考えずに、自分の球を投げろ」と岩井監督に指示を受けてマウンドに立つと、思い通りの球を放れた。切れのあるスライダーやフォークが決まり「変化球のコースもまとまり、しっかり投げられている」と満足げだ。

 岩井監督から「どんどんよくなっている」と期待される右腕は「小さいころからの憧れだったマウンドに立つことができたら、絶対に打たせないという強い気持ちで臨みたい」と拳を握った。

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