2016年10月20日(木)

<秋季関東大会>22日開幕 選抜大会目指す県勢2校を分析

勝負強い打撃で長打力も光る浦和学院の山本
140キロ近い直球が武器の花咲徳栄の右腕清水

 来春の第89回選抜高校野球大会への最終関門となる第69回秋季関東大会は22日から5日間、宇都宮清原、栃木県総合運動公園野球場で行われ、関東7県15校の熱戦が開始される。

 埼玉からは浦和学院(3年連続17度目)、花咲徳栄(2年連続11度目)の2校が出場。それぞれ初戦となる1回戦は神奈川県勢とぶつかる。県大会で3年連続15度目の栄冠に輝いた浦和学院は横浜(神奈川2位)、花咲徳栄は慶応(神奈川1位)と対戦する。大舞台を目指す2校の戦力を分析した。

■強力打線に隙なし/浦和学院

 3年連続17度目の関東大会出場。勝負強い打線で2年ぶりの関東制覇と選抜大会出場を狙う。

 打線は今夏も4番を任された蛭間が振れている。地区、県大会7試合で二塁打5を記録。中軸の山本、家盛も好機に強い好打者だ。出塁率の高い1番矢野が出て、2番杉山がつなぐ。相手の隙を逃さない走塁も徹底されており、灯中、秋山、森川ら下位打線が走者に出て上位に回せるかが鍵を握る。

 投手陣は左腕2人が中心。1年生佐野は切れのある直球とスライダーが武器。地区、県大会では31回を投げて、40奪三振と圧巻の内容だった。2年生清水は多彩な変化球を低めに集めて打ち取る投球が光る。

 守備は4失策とまずまず堅く、センター線を中心に鍛えられている。遊撃手森川、二塁手家盛は1歩目が速く、守備範囲も広い。控えにも米須、赤岩、小町ら主力と遜色のない選手が控え万全だ。

■投手力武器に勝負/花咲徳栄

 4季連続の甲子園出場が懸かる関東大会は2年連続11度目の出場。今季も投手陣を中心に粘り強い。

 ともに140キロに迫る直球を持つ右腕清水、安定感が光る右腕綱脇の二枚看板が今チームの売り。両右腕とも制球力があり変化球も完成度が高く、継投が必勝パターンだ。

 リリーフでの登板機会が多かったエース清水は力のある直球とフォークが秀逸で連打を許さない。綱脇は今夏の甲子園も経験。夏の甲子園以降、調子を落とす時期もあったが、県大会準決勝では7回無失点の好投を見せ、復調の兆しも見えた。捕手須永の好リードで両右腕の存在感を際立たせたい。

 打線は今夏の甲子園16強の原動力になった1番千丸、3番西川が中心。犠打を絡め、確実に走者を得点圏に送る堅実さも兼ね備える。守備は遊撃手岩瀬を中心に球際が強く、外野陣は中堅手鈴木を軸に強肩がそろう。

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