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| 金沢に完敗し、がっくりと肩を落として引き揚げる浦和学院ナイン=9日、甲子園球場 |
第88回全国高校野球選手権大会第4日は九日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、2年ぶり8度目出場の浦和学院は3―9で金沢(石川)に敗れた。
浦和学院が夏の大会で初戦敗退したのは、一九九六年の第78回大会2回戦で高松商(香川)に3―9で敗れて以来、10年ぶり。
埼玉大会を苦しみながらも勝ち上がってきた浦和学院と石川県の伝統校、金沢との一戦には約2万人の観衆が詰め掛けた。
2点を先行された浦和学院は二回、赤坂の左越え2点本塁打で同点に追い付いた。
しかし、三回に失策などから2点を勝ち越され、五回にも失策を突かれて1失点。九回までに9点を失った。七回に堀越の適時打で1点を返したが、攻守にリズムに乗れなかった。
暖かい声援、最後まで
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| アルプス席を真っ赤に埋め尽くし、力の限り声援を送る控え部員ら浦和学院の応援団=9日、甲子園球場 |
第88回全国高校野球選手権に出場している浦和学院が九日、金沢(石川)との1回戦に登場。ミスから失点するなどして3―9で敗れたものの、アルプス席からは約千五百人の応援団が最後まで、大きな声援を送り続けた。
バス十九台に分乗した応援団約千人は八日午後八時ごろ出発し、この日の午前八時ごろ甲子園に到着。新幹線組や一般客と合流して、そろいの赤色の帽子でスタンドを彩った。
チームは先制を許したが、二回、赤坂の2点本塁打ですかさず同点に。赤坂がホームインすると、赤い色で染まったアルプス席は、得点が入ったときに演奏される軽快な応援ソング、「ウラガクロック」に合わせて大歓声。赤いメガホンをたたいて、スタンドを揺らした。だが中盤、小刻みに失点し、自慢の打線も沈黙。
しかし、敗れても、選手たちへのねぎらいの声援は絶えることはなかった。
狭山市の教員、内田菜穂子さん(46)は主将の内田匡彦選手の母親。初戦が誕生日と重なり、息子からの勝利のプレゼントを期待していたが願いは届かなかった。
だが、「三年間お疲れさま。ここまで連れて来てくれて、親孝行をしてくれた」と笑顔。チームをけん引した主将とナインに最後まで温かい声援を送った。
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